さんまる代の地味活

30代”ねこわめぐすり”女による雑記

【職場】社長とオバちゃん達。

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【もくじ】

今は昔

若い頃、バイトを初めたての新人時代の事です。

 

バイトのメンバーはみんなオバちゃん。

 

とても優しくて、面倒見の良いオバちゃん達に恵まれて幸せなバイト生活でした。

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そんなある日、お昼休みにトイレへ行くと便器が酷く汚れていました。

 

どちらかというと神経質なので、汚いものが少し苦手な私。

 

思わず、悲鳴をあげて食べたものを戻しそうになりました。(オエッ)

 

その悲鳴で私の元へ、オバちゃん達が全員集合。

 

その中の1人が

「あ〜それ犯人社長よ

 

そう言うと、他のオバちゃん達も

「いつもの事だよ〜」

 

ってトイレ汚しの常習犯になっていました。

 

なんちゅう社長だよ!

 

バイト先は作業場所が外にあり、作業場にはトイレは1つしかなく、従業員かバイト先の家族しか使わないトイレです。

 

まさか、社長である人が従業員も使うトイレを汚しっぱなしにするなんて信じられませんでした。

 

しかも、汚れていた場所が謎!

 

トイレは今では珍しい和風「ボットン便所」です。

凄く嫌でした!

 

前の部分が汚れていました。(下の絵)

 

嫌でも目につく場所です。 

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オバちゃん達も、不思議そうに汚れた箇所について首をかしげました。

 

当時のオバちゃん達の会話

逆向きに用を足すのでは?

トイレ内で転けながら用を足したんじゃ?

うんちが爆発したのでは?

もう、あれよ!うんちが自動回転してるのよ!

自動回転ならトルネードうんちよ!

 

 冷静に、意見交換が始まり「トルネードうんち」って事でまとめられました。

 

イメージとして、汚いので社長=猫の絵でうんち=ピンクで表してみました。

 

ピンクが回転しているイメージです。(下記の絵)↓

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汚した本人に聞くわけにも行かず謎のままでした。

 

その後、オバちゃんがトイレのドアを開けて、慣れた手つきでホースを取り出しトイレから離れて水圧で汚れを流していました。

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トイレには、掃除道具がないらしく毎回社長の後始末をオバちゃん達がホースで洗っていたそうです。

 

掃除用具も置いていないなんて…

 

掃除する時は水が飛び散るし、水捌けも悪いので使用中以外はドアは開けっ放しでいないといけません。

 

従業員がトイレを使う時は水たまりが汚いのでズボンの裾をめくってました。

 

あれ以来、私たちの中だけの用語として社長のことを「トルネードうんち」と言うようになりました。

それから

昼休みの休憩時間は、オバちゃん達も本音を語るようになりました。

 

肉体労働の日も、細かい手作業の日も一緒に頑張って来たオバちゃん達と私。

 

10年以上勤めていたオバちゃんが、本当は辞めたいと言っていました。

 

他のメンバーも、みんな辞めたがっていました。

 

理由は、聞いていません。

 

でも、なんとなくその場で働いていたらわかるものがありました。

 

それから半年、私はそことの契約が終わる日がきて私は先に去りました。

 

あの優しいオバちゃん達とお別れの日が来ました。

 

涙を流して、オバちゃん達が私に

「ここには戻ってくんなっ。ここは地獄ぞ。あんたには未来がある。頑張ってこい!」

 

と言って皆んなで沢山泣きました。

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あれから

あれから2年ほど経ち、私がスーパーで買い物をしていると、あの時のオバちゃんと偶然会いました。

 

もうあの職場に、当時いたメンバーは誰も残っていないらしいです。

 

皆んな、逃げるかのように辞めていったそうです。

 

その後も新しいメンバーも来ては、すぐ辞めていく現象が今現在続いているそうな。

 

あの日のトイレ以来、私は勤める職場のトイレをよく見るようになりました。

 

トイレは皆んな使います。

 

トイレから、見えてくる環境は大事なことかもしれません。

 

そして従業員が逃げたくなるような環境は、きっかけは些細なことかもしれません。

 

でも、そこに気づかなければいつまでも変わらない悲しい結果が待っているように思います。

 

 おわり